【MODX事例】おんぷ村
- URL
- http://onpu-tamago.net/
- 制作・開発
- 高見知英
- 制作日数
- 詳細不明(途中何度か作業が中断していたため)
- この記事の
ショートリンク - http://modx.jp/?id=902
MODX導入についての説明とコメント
MODXを使ってサイトの製作を行いました。HTML/CSS/PHPがかなり素で使えるCMSでしたので、学習すべきことがとても少なく、非常に楽でした。
MODXを選んだ理由
- OSCで何度か見させてもらい、HTMLが直接書けるCMSであると思ったため。
- 経験上、特に自サイトでは、Web APIの利用やコーナーの追加・削除などページコンテンツの性質が変わることが多く、十分な拡張性を備えつつCMS独特の機能に縛られないものが欲しいと思ったため。
- もともとHTMLやCSSの知識があり、PHPも最低限扱えるため、それ以外に学習することが多くないCMSを使いたかったため。
MODXを実際に使ってみた感想
HTMLやCSS、PHPを直接書くことになるため、とても文章構造が把握しやすく楽でした。別件でWordPressのサイト製作も行いましたが、やはりMODXの方がシンプルなため、わかりやすく、文章構造が理解しやすかったです。
また、新しい取り組みをする際(何かのWeb APIを使ったページを立ち上げるなど)にも、PHPをWeb UI上で直接編集し、ページに埋め込めるスニペットが存在するため、対応がとりやすいと感じました。
MODX導入前・導入後の比較
導入前は自作のCGIを使った独自CMSのようなもの(Web UIなし)で作成しており、非常にメンテナンス性が悪かったので、状況が大きく変わりました。
スニペットも非常に楽に作成出来そうですし、少しずつサイトの機能を強化していきたいと考えています(RSS配信、イベント日程のカウントダウンなど)。
また、当初感じたとおり、CMS利用に際し追加で学習すること(CMSの仕組みや独自のテクニック的なもの)がとても少なく、構築がとても楽でした。
特に工夫したこと
ITコミュニティ運営、地域コミュニティの参加など自分個人の活動の種類が多岐にわたり、細々とした更新が頻発するため、トピックを細かく分け編集しやすくしました。また、コーナーコンテンツを表示する部分では、Dittoを入れ子にしたり、PHxを活用して工数を節約しています。
MODXはこういう用途に向いている
基本的に用途による制限はないと感じました。MODXは管理機能だけでHTMLやPHPのコードを出力しないため、かなり好きにサイト製作が出来るのではないかと思います。ただし性質上やはり、制作者・保守担当者がHTML・CSSにある程度知識があることが望ましいのではないかなと思いました。