MODX稼働に特化したUNIX互換OS「MUGIX」開発着手
2013年4月1日 13時49分 shortlink:http://modx.jp/?id=890
MODX Japanは2013.04.01、MODXの稼働に特化したUNIX互換OS「MUGIX」(ムギックス)の開発に着手しました。
MUGIXとは?
MUGIXのコンセプトは、MODXの稼働に最適化され、OSインストール直後からMODXをすぐに使用できることです。逆に他CMSとの同居は推奨されません(システムがクラッシュする可能性があります)。
MUGIXは、FreeBSDからフォークしたPC Unixです。メインコミッターとして、soushi氏、kmikage氏が加わり、日々不要な機能(ejectコマンド等)の削除を行なっています(※1)。これは、Linuxがあまりにも容易にクラッシュするため、「(サーバ管理は)ぶっちゃけしんどいです」の略語であるBSDを選択したことによります。
※1…slコマンドについては積極的に取り入れを行っています。
MUGIXを使うには?
現在、開発者のローカルHDDのみで動いており、パッケージングは終わっておりません。MUGIXの開発・アルファテストに参加するには、メールフォームからご連絡下さい。
MUGIXは無料ですよね?
MUGIXは無料ですが、それを使用して利益を得ることに何ら問題はありません。しかし、MUGIXの使用が判明した際には、麦乃がご飯をたかりに行くことがあります。その際には、おなかいっぱい食べさせてあげて下さい。3杯くらい与えるとだいたい静かになります。
2つのラインナップ
MUGIXのラインナップはEvolutionとRevolutionの2つです。
- Revolutionは16コアを超えるマルチCPUの対応、複数のMUGIXによるHA構成をサポート。なおHA構成にはこのたび名称を変更したpeacemakerをいち早く採用しております。
- Evolutionは時代の流れに取り残されたような旧世代のハードウェア環境でも動作するような軽量化を目指しています。最終目標は「486環境にてフロッピー8枚くらいで起動(ダメそうなら12枚くらい)」です。
MUGIXのリリースタイミングは?
基本的に日本語版のそれと同タイミングでのリリースを目標としますが、麦乃がたまにどうでもいい修正(?)をリポジトリにpull requestする関係から、多少遅れる場合があります。ぶっちゃけしんどいです。
最後に、おきまりの一言
4月1日はエイプリルフールです。:)