MODX Evolution 1.0.13J-r1 をリリースしました
2014年5月13日 14時00分 shortlink:http://modx.jp/?id=951
MODX Evolution 1.0.13J-r1をリリースしました。不具合修正を重点的に行なっています。
ダウンロード
https://modx.jp/download/download_evo.html
上記からダウンロードしてください。
変更内容
不具合修正
- チャンクが存在しないとエラーが発生するため修正
- TinyMCE - プレビューボタンをクリックすると編集保存の確認アラートが表示されなくなるため修正
- logEvent()でユーザIDが取得できなかった時のデフォルト値を変更(該当カラムの値の型が違っており、MySQLサーバの設定がストリクトモードの場合にエラーを発生するため)
- URLタイプのテンプレート変数を更新できないため修正
- 内蔵PHx - Typo修正(base64_decodeモディファイア)
- リストア機能が動作しないため修正
- リッチテキストエディタ形式のテンプレート変数の不具合を修正
http://forum.modx.jp/viewtopic.php?f=7&t=1367 - eForm - メールの送信ができないため修正
http://forum.modx.jp/viewtopic.php?p=7460#p7460
新機能
- テンプレート変数編集画面 - 「既定値」で利用できるバインディングとして「@@EVAL」を追加
※@@EVAL return date('Y年m月d日H時i分'); などの記述が可能
アップデート
- TinyMCE - v3.5.11にアップデート
- jQuery 1.11.0->1.11.1にアップデート
- Update colobox 1.5.8->1.5.9にアップデート
変更
- Cacheディレクトリが存在しない場合は自動的に生成
- $modx->webAlert()を$modx->webAlertAndQuit()に変更
- @SELECTバインディングの値をエスケープする
- 管理画面のリソースツリーの処理を整理
- $modx->getSettings() - 不要なキャッシュ処理を整理し負荷を一割軽減
- PHx - パース済みの値をモディファイアに渡す
- キャッシュファイルのパーミッションチェック
http://forum.modx.jp/viewtopic.php?p=7474#p7474 - cache_sync.class.php - エラーメッセージを日本語化
- カスタムフォームの初期値をシンプルにする
(<textarea name="[+name+]">[+value+]</textarea>) - 用語変更 - Custom Filter -> Custom Processor
- time() を $_SERVER['REQUEST_TIME']に変更
- 公開状態の一覧 - 「全てのイベント」を削除
- OnLoadDocumentObjectでテンプレート変数を置き換えられるようにする
トピックス
用語を変更しました
テンプレート変数まわりの用語を変更しました。これまで「入力タイプ」「ウィジェット」と呼ばれていたものは、今後はそれぞれ「入力フォーム」「プロセッサ」になります。
特にウィジェットに関してはMODX開発当初の想定とは違った方向に利用されるようになっており、現状に合わせて変更しました。PHxと同様の機能ですが、PHxと比べると、加工済みの値をAPIを通じて取得できる点が異なります。
https://modx.jp/docs/tags/tv.html
入力フォーム・プロセッサの詳細については上記をご覧ください。
テンプレート変数の既定値
テンプレート変数の既定値として@Bindingsを利用することができますが、投稿画面上では@Bindings文字列そのものが値として表示されるため、MODXの機能に詳しくない投稿担当者には意味が分からず、実用上の問題がありました。
@@EVAL return date('Y年m月d日H時i分');
新機能として、テンプレート変数の既定値のEVAL Bindingsに関して上記のような書式を追加しました。このように@を2つ重ねて記述することで、展開済みの値を投稿画面のフォームの既定値として出力することができます。
その他
気付いた点があればフォーラムまたは問い合わせフォームからフィードバックをお願いします。開発に参加して自ら機能追加・改善などを行なってみたい方もお気軽にご連絡ください。
パッケージ内容に問題があったため、5月13日にファイルを差し替えました。10日から13日の間にダウンロードを行なった場合、ダウンロードし直してmanagerディレクトリを上書きしてみてください。