MODX Revolution 翻訳協力者を募集中
最終更新日:2011年10月14日 shortlink:http://modx.jp/?id=753
MODX Revolution 2.1.4(2.2.0?)リリースの準備が進んでいます。2.1.4では管理画面インターフェイスにおいて念入りな試行錯誤が繰り返されており、使い勝手が改善され期待のリリースとなる可能性があります。しかしながら翻訳面は現在のところまだ充実していません。
日本公式サイトでは翻訳協力者を随時募集しています。参加ルートは以下の2通りです。
いずれもGitHubを用います。以下、GitHubの利用手順について説明します。ブラウザだけで利用できます。
GitHubにアカウントを作る
GitHubにアカウントを持っていない場合はアカウントを作ってください。
日本公式リポジトリにコミットする場合
参加手続きは特にありません。GitHubを通じていつでもコミット(プルリクエスト)を受け付けます。
本家リポジトリに直接コミットする場合
積極的に開発・翻訳活動に関わりたい場合は、開発元に直接コミットすることをおすすめします。
まずCLAに署名し、コミッターとして登録します。ここでいう「コミッター」とは、開発グループのメンバーとしての責任を担うものではなく、協力者として認められたメンバーであることを指します。手続きが受理されるまで数日かかりますので、コードを提供する予定が直近ではなくとも、とりあえず登録を済ませておくとよいでしょう。
http://modx.com/developer/cla/
上記ページから、オンラインでCLAの署名を済ませることができます。
コミット手順
GitHub操作に慣れている人は、下記の手順は無視してください。下記は初めてGitHubを扱う人向けのガイドです。
まずリポジトリにアクセスします。
https://github.com/modxcms-jp/revolution/tree/master/core/lexicon/ja
管理画面用言語ファイル(日本公式リポジトリ)
https://github.com/modxcms-jp/revolution/tree/master/setup/lang/ja
セットアップ画面用言語ファイル(日本公式リポジトリ)
翻訳を加えたいファイルを選んで「Folk and edit this file」をクリックします。
自分のGitHubアカウントにソースコードがフォーク(コピー)され、編集画面が開きます。
左上の「Preview」ボタンをクリックすると、編集を加えた箇所がハイライトされます。
ひととおり翻訳を加えたら「Propose File Change」をクリックし、ソースを更新します。この操作で更新されるのは、自分のGitHubアカウント内のリポジトリとしてフォークされたソースコードです。コメントがある場合はボタンすぐ上のテキストエリアに記入してください。コメントを書かなくても大丈夫です。
自分のアカウント内のソースコードが更新されました。この時、同時にプルリクエストも送信されます。プルリクエストを日本公式サイト側で誤字脱字などを確認した時点で翻訳が反映されます。
GitHubはメール添付やFTPなどを利用した従来のシェア手段と比べると分かりにくいですが、任意の状態に簡単に戻せるのがGitHubのメリットです。失敗を気にせず、ラフにご利用ください。
いったんプルリクエストを送信すると、作業のために作ったリポジトリをその場ですぐ削除しても影響ありません。同じリポジトリ名でまた新しく作ることもできます。
翻訳に際して
仕組みが簡単なMODX Evolutionの翻訳では分かりやすさを優先していますが、MODX Revolutionでは現在のところ「情報の探しやすさ」を重視しています。そのため特に用語に関しては、英語の読みをそのまま置き換えてカタカナ語として通用する場合は、なるべく意訳せずカタカナ語で通しています。たとえば「Name Space」は「名前空間」と訳さずに「ネームスペース」と訳します。このようにすると、欧米圏の情報を調べる時に分かりやすいです。
(※2.1.4開発版では、「語彙トピック」は「レキシコン」、「静的リソース」は「スタティックリソース」に改めています)
説明的な性格が濃い文章は、意訳や使用例が多少入った分かりやすい翻訳もよいでしょう。
必ずしもこのガイドラインに従う必要はありません。参考程度によろしくお願いします。逆に提案などいただけると助かります。
追記
開発中の2.1.4の投稿画面。メインの投稿セクションが2列構成になっています。
タブまわりのデザインが明るい雰囲気に変わっています。
テンプレート変数入力タブのデフォルトレイアウトが、カテゴリー構成と連動するようになりました。
機能面では、静的ファイルの管理機能が大幅に拡張されます。Amazon S3サービスも扱えるようです。