2013年 今年もありがとうございました。

最終更新日:2013年12月31日 shortlink:http://modx.jp/?id=940

今年もMODXをご利用ありがとうございました。今年の暮れはメンバー全員が忙しく、恒例となっていたペネさんのイラストも今年は準備ができず、大晦日の今日になって簡単な振り返り記事を書いております。

今年はプロダクト側で大きな変化がありました。本家開発チームに劇的な編成変更があり、主要メンバーであるショーンを始めとする複数のメンバーがSiphonLabs社へ移籍しました。リーダーのライアンだけが取り残されたようにも見えた移籍劇でしたが、ほんの数ヶ月後にSiphonLabs社は解散し、失われたと思われた流れ(クラウドプロジェクトなど)は現在は本家MODX LLCに戻っています。

ほぼ同じタイミングでEvolutionの開発再開が宣言されます。これはウクライナのドミトリーの働きかけによるもので、ロシア・日本それぞれ独自のEvolutionパッケージのノウハウを、本家版の公式な機能として取り込んでいくことを目的とするものです。提案はライアン(リーダー)の快諾を得て、現在はドミトリー・山本・トーマスの3人で本家版の開発を管理しています。

同じタイミングで日本語版では管理画面ツリーの改善や承認ワークフロー機能・オンラインアップデート機能の実装を進めていましたが、これらの事情が重なったため保留になっています。

一方で、EvolutionからのフォークプロジェクトであるClipperCMSの開発も本格化しています。

現時点でMODXシリーズとしては上記の5プロダクトの開発が活発に進められています。最も開発が進んでいるのは日本版ですが、さまざまな拡張機能を同梱しパッケージとしてのリッチ感が高いドミトリー版も主にロシア語圏を中心に好評です。Evolution自体、ロシア語圏のユーザが最も熱心な印象があります。

Revolutionは主要な開発メンバーが離脱したことで、一般デベロッパーが開発に参加する余地が広がり、今も勢いを失っていません。

一方で、2012年に話があったMODX3は現時点で開発が始まっていません。もともとRevolutionへの不満とEvolutionへの期待に応える形で出てきた話なので、Evolutionの開発が再開した現在は必要性が薄くなっています。開発チームとしては、主要なプロダクトを増やすよりはRevolutionの改善に注力するほうがよいので、当面はMODX3の開発は保留になるものと思われます。

その他、「More for MODX」というプロジェクトも始まりました。公式な活動ではありませんが、開発チームに所属していたマークと、Revolutionプロダクトの熱心なコミッターであるデブリーズの2名が発起人として立ち上げたプロジェクトで、MODX LLCを支援することを目的としており、ほぼ公認に近い活動となっています。

オープンソースCMSという枠で見ると、どうしてもWordPressの勢いにはかないませんが、負荷が少なく、素直に付き合えるオーサリングツールとしてのMODXの需要は確かなものがあります。来年もユーザの皆様のご協力をお願いします。

- 23:10追記 -

私事ではありますが、今年は沢山のトラブルがあり、ほぼ1年を通じてコミュニティ活動を放置してしまいました。
オープンソースカンファレンスに出席できなかったり、なかなか勉強会を企画できなかったりと、申し訳なく思います。

そんな中、大阪のJUSO Coworkingでの『MODXの日』や、オープンソースカンファレンス浜松、TOKYO Springでは、沢山の方にお世話になりました。
特に、NetCommonsの永原さん、オープンソースライセンス研究所の杉本さん、JUSO Coworkingの深沢夫妻(お家に泊めて頂いてありがとうございました!)、かなり無茶なスケジュールに応えてくれた声優の霜月さんウェブマトリックスマン[1-3]号さん、クラウディアさんに、この場を借りて御礼申し上げます。

皆様、良いお年をお迎えください。

2013.12.31 Kei Mikage/御影けい 自宅にてチーズナポリタンを茹でながら

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  • KAGOYA
  • ASP at AKIHABARA Japan
  • CMS AWARDS 2007 Winner
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